学校の先生が話す「先生の◎◎体験」ということは,ビジネスでお客様に共感,親近感を与えることにつながると気づく。

昨日のブログでは,
中1の長男の学校から配信される
学年だよりについて書きました。

 

昨日のブログはこちら↓
学校の先生が話す「小さな◎◎体験」ということは,ビジネスにも深くつながると気づく。

 

今日はクラスの担任が発行する
学級だよりについて書きますね。

 

学級だよりはどのクラスの先生も
発行しているわけではないようで,
息子の担任はとても熱心です。

 

この学級だよりは
自分のクラスの生徒に向けての文章です。

 


内容は

 


もうすぐ定期試験だよー。
君たちはどうする?

もうすぐ夏休みだよー。
君たちはどうする?

運動会,文化祭に向けて,
君たちはどうする?

運動会,文化祭が終わったよ,
君たちはどう感じた?

 

一方的な話ではなく,
すべて生徒に考えさせてます。
ヒントや例え話も書かれています。

 

おおお!!!

 

先生,なかなかいいですねー。

 

私は正座して
読んでしまいそうです。

 

息子は

「はいよっ」

とその学級だよりを私に渡します。

読んだのか??

 

息子は「読んだ」とはいうけれど,
どう感じているのかは,
彼の表情からは読めず・・・

そして

残念ながら,
飛んでいる号もあるので,
ぐしゃぐしゃになった,
学級だよりが
息子のロッカーか机にでも
はいっていることでしょう。

 

ここまででも
担任の学級だよりは
心に響くのですが,
もっとすごいと思うのが,

 


赤裸々に語る先生の体験談!!!

 


過去の生徒とのやりとり。
家族のこと。
教師人生でのトンデモ話。
気になった料理のレシピ。
などなど・・・

 

そこで感じた先生の感情。

 

後悔したことも,
感動したことも,

 

ものっすごく正直に書かれています。

 

 

私の中の
「先生」という固定観念が崩れました。

 

先生というと,
威厳,権威ある,
常に正しいことを話す。
ロールモデルである。
生徒と距離を保つ。

なんてどこかで思ってました。

 

息子の担任の先生には,
とてもいい意味で,
概念が壊れたことで,
一気に親近感
この方は裏表がないのでは?
という信頼感を感じました。


完璧にガッチガチな人は
つまんないっっ。

ルーチンな人も
つまんないっっ。

ありきたりな言葉なんて
つまんないっっ。

あっちぶつかり,
こっちぶつかり,
いろんな経験をして,
ここにいて,

そんでもって,

今の私はこんなんですっ。
だからみんなに問いますっっ。

君たちはどう生きるか?

あれ?
聞いたことある本のタイトルだぞ。

 

という担任のスタンスが,
ずしーんと心に響くのです。

(果たしてここまで意識されているかはわかりかねますが・・・)

 

中学に入って
初めての担任の先生が,
この方で本当によかったなーと思いました。

 

息子の話でも,
学級だよりで話しているままの
先生だそうです。

 

担任の先生とは,
保護者会と三者面談の
年2回ほどしかお会いしませんでしたが,
なんだか信頼できるなーと思ったのでした。

 

会っていないのに,
共感したり,信頼できるのは,
何度も目にした担任の先生の
正直なメッセージのおかげでしょうか。

 

非常に長い話になりましたが,
これがどうビジネスに繋がるかといいますと。

 

最初に学校に例えていいます。

 

「どんなに素晴らしい教育理念や
カリキュラムだったとしても,
それを教えている先生たちが,
どんな人であるかによって,
生徒の学ぶ意欲は変わるのではないか!?」

 

 

というのが,

 

「どんなに素晴らしい商品や
サービスだったとしても,
それを提供している方が
どんな人であるかによって,
お客様の購買意欲は変わるのではないか!?」

 

でしょう!!!

 


人間なんて感情の生き物ですもの。

 


一緒にいて楽しい,
こんな面もあるんだ,
この人から学びたい,
いろんな経験しているからこそ,
信頼できるところがある。

 

とか,

 

商品,サービスとは一歩おいた,
「人間性」の重要性!!!

 

なのでは?

 


ブログですべてぶっちゃける
ということではなく,
失敗談を並べまくる
ということではなく,


どんな人なのかを感じられる
共感を得られる人が
選ばれるんだと思います。

 

あなたの商品,サービスを
万人に気に入ってもらうことはないのです。


あなただから,
あなたからその商品やサービスを
受けたいっっ

 


と思ってくれる人にだけ
選んでもらえた方が
幸せですよね。


今日は熱くなりました・・・

 

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