【読書感想文】「君たちはどう生きるか?」でメンターの重要性を知る

昭和初期に発行されていたこの本が
なぜ今、この令和の時代にも読まれているのか。

とても興味がありました。

中学生の男の子コペル君(本名は潤一君です。)の
疑問や感動、自分を振り返ったり。
青春ど真ん中の子どもが通るであろうことが書かれています。

でね、コペル君のそばで見守っている叔父さん。
彼はコペルくんのお母さんの実の弟さん。
2年前にお父さんが亡くなってから、
コペル君のことを気にかけてくれる大事な人。

この人なしでは、このお話は完成されないでしょう。

コペル君が疑問を叔父さんに話すと、
直接、いろんな意見を交わすこともあるけれど、
叔父さんはいつかコペル君に読んでもらえるようにと、
ノートに叔父さんからの意見や世の中のこと、
それから・・・
コペル君への問いかけを書いていくのです。

成長途中の子どもに
現実を教えて
でも自分目線だけでなく、
多角的に物事を見るようにヒントを与え、
一緒に喜び、感動したり、褒めたり。
時には心から叱ったり。

これって、
これって

叔父さんはコペル君の

メンターでしょう。

間違いなく!!!

メンターとは指導者や先輩などが
後輩などの育ってほしい人に対して、
対話での気づきやサポートをして、
自律できるようにする人って感じかな。

答えは時にはあげたりもしている・・・ように見えるだけで、
コペル君の成長できるタネの部分をうまーくうまーく刺激しているなーと。

この人と一緒にいたら自分が成長できる!

良いメンターに出会えること

これって人生を左右するほどの
大きなことのような気がする。

ビジネスでもそう。
起業していたら、起業塾の講師とか。
企業なら、先輩や上司。

一度はまってしまうと、
抜けられない関係になりやすいのは
デメリットのような気がするが、

この人と一緒にいたら、
自分は成長できる!

と思える人と出会えたらサイコーだね。

コペル君は叔父さんという
ワンクッションおいた関係がいいのかもしれない。

親子だと近すぎて、
成長を見守るというよりも、
見張ってしまいそうだ。

今、私にリアルなメンターはいないけれど、
心の中で「この人は私のメンター」と
勝手に決めている人はいる。

直接、何かを指導されることはないけれど、
その人の行動や文章を見るたびに、

私ならどうするか?

を考えたりしている。

本のタイトルのようだね。

「君たちはどう生きるか?」

いや、タイトルになるくらいだから、
とても大事なことなんですよね。

メンターの役割って、
人の人生に影響を与えてしまうほどの
重要性を私は感じたのでした。

じゃぁ、またね。

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