父が息子に伝える「知識は売れる」という事

「知識は売れる」

夫が長男に伝えていた言葉です。

中学生の息子。
去年、みんなが走って、
学びを進めていたところ、

うちの息子は

お花を摘みながら、
歩きやがったのだ。

 

だから

猛烈な遅れが出たわけだ。

 

夏休みが
例年通りにあるにも関わらず、
彼は遅れを取り戻す事で、
この夏は終わる事でしょう。

いや、間に合うのか?

どうしても、
自分ごとと捉えきれない長男は、
だらだらしてしまう。

そこで夫は

 

「なぜ、今、学ぶのか?」

 

という話をしていたのです。

 

最新のものに飛びつく前に・・・

 


最新の技術や製品に
飛びつきたくなる
お年頃の息子。

例えば

「最新のパソコンが欲しい。」

といったとする。

何が最新なのか・・・

息子の基準からすれば、
使いたいゲームに
対応しているから

とか

高額であれば、
それだけ
できることが多くなる

とか。

いや、いや・・・
そうでなくって。

 

夫いわく、

以前から何が変わって、
どのように改善されてきたのか。
前のモデルではできないのか?

などなど、

それをわかっていないと、

どんなに最新のものに
飛びついたところで、
使いこなせないし、
理解できないということ。

 

父から息子へ伝えたい思い

 


新しい製品が出るということは、
昔の製品をよりよくしようと
努力して生まれたこと。

ということは、
別の言い方をすれば、

昔の製品のことを
知っていないと、
新しい製品は
生まれないということ。

昔の知識を
知っていれば、
それを必要としてくれる人も
いるのは間違いない。

だから

知識は売れる

だから・・・

今、君がすべきことは、
なんなのか考えないと
いけないのでは?

という問いかけを
夫は息子にしていたわけです。

ちょっと説明が
複雑になってしまいましたかね。

学校で学ぶことは
社会に出れば、
目に見えて
役に立つことばかりではない。


でも、

知識 (学ぶこともそうだし、
経験も含めてね) として
自分の中に
たくさん引き出しがあれば、
将来、どんな形で
発動するかわからないが、
自分が生きるための糧に
なるかしれない。

それを夫は息子に
伝えようとしていたのかなと。

 

知識は売れる

 

私も響いた。

 

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